創立宣言

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創立宣言

21世紀を迎えようとしているグローバル化社会においては、あるゆる分野において、規制緩和の要請による行財政改革、高度情報化社会への対応が求められています。
司法書士制度も決して例外ではなく、規制緩和論の中で急浮上してきた司法制度改革論議において、司法書士の訴訟代理権獲得論、また法曹人口増員に伴う法科大学院構想においての司法書士養成論が最重要課題となってきています。

また、高度情報化社会の発展ためには、電子政府の実現が急務であるとされて、商業登記制度・不動産登記制度の情報化、オンライン申請を実現するための関連法規の改正及び制度構築が求められています。
規制緩和論は自己責任に基づく市民社会の発展を理想としていますが、一方、十分な情報・交渉力・競争力を持たない高齢者・消費者等の保護政策が問題となってきています。

この変革の節目にあたり、男女共同参画社会の実現、司法書士制度の発展を目指して、全国 司法書士女性会が創立されることは、まことに重大でかつシンボリックな出来事であるといえましょう。
急速に変化していく社会状況に対応するためには、私たちは、広く社会に対し、その存在意義をアピールしていかなければなりません。今、司法書士に求められているのは、市民の権利擁護のための、具体的・実証的活動です。私たちは、女性の視点からの制度改革提言を積極的に行うとともに、社会に対して、私たちの理念に基づいて積極的な働きかけを行っていこうではありませんか。

ここに、全国司法書士女性会の創立を宣言します

2000年9月9日
全国司法書士女性会
会長 星 てい子

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