2011.11.25

全国司法書士女性の集い並びに総会が無事開催された。

2011年10月15日土曜日　東京都新宿区　司法書士会館において
第12回　全国司法書士女性会総会・第15回　全国司法書士女性の集いが　開催された。
女性会を創立して12年を迎えることができ、関係各位の皆様に心から感謝申し上げる。
来賓にも研修の講師にも恵まれ、記念すべき総会となった。

総会には、現役大臣小宮山洋子さん、懇親会には自民党衆議院議員小池百合子さんが来てくださった、「夫婦別姓制度」実現への熱い連帯の賜物であろう。

研修第一部では、韓国法務士　朴恵真さんから、2008年民法改正・戸籍廃止に伴う変更について、わかり易い講義があった。韓国では、基本制度が「夫婦別姓」、子の姓については、婚姻の手続きの際父母が協議して決めることができるよう改正された。
また、韓国「家事訴訟法」第63条の2には、養育費の不払いについて、差押命令と転付命令を同時に命じたと同一の効力のある規定が新設された。
さらに、当該養育費債権の中で期限が到来していない養育費に対しても直接支給命令を命じることができるようになった。
女性の権利保護が様々に図られた結果、生活費については夫婦共同で負担する、と変更になったそうだ（大韓民国　親族相続法　第833条）

続いて、研修第2部、司法書士　鄭　英模氏からは、在日韓国人の方々の日本に於ける相続登記について講義があり、クオリティの高い研修会を開催することができた。

なお、事務局担当理事が滝川あおいから岡田史枝に変更になった。